はじめに|「大手葬儀社=安心」は本当か?
「葬儀は大手に頼めば安心」と考える方は多いでしょう。テレビCMで名前を聞いたことがある、街で見かける大きな式場を持っている——そうした理由から「有名な葬儀社なら失敗はない」と思うのは自然なことです。
私自身も過去に大手葬儀社を利用した経験がありますが、実際には良い面もあれば、少しモヤモヤする部分もありました。本記事では、大手葬儀社を利用して感じたメリット・デメリットをまとめ、地元葬儀社との違いも解説します。

大手葬儀社の「安心感」は確かにあった
大手を選んでまず感じたのは「任せておけば大丈夫」という精神的な安堵感です。特に以下の点は安心材料となりました。
- 24時間365日いつでも電話対応がスムーズ
- 斎場や安置施設が清潔で整備されている
- スタッフが制服で統一され、マナーや言葉遣いも丁寧
- 見積書やパンフレットが整っており、料金が明瞭
- 式の進行が時間通りで滞りなく運営される
特に初めて喪主を務める人にとって、大手ならではのオペレーションの整い方は大きな安心につながります。ました。
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一方で感じた「違和感」もある
表面的には問題がなくても、ふとした瞬間に「機械的だな」と思う場面もありました。
- 担当者が頻繁に変わり、人間関係が築きにくい
- 前回の利用履歴は把握していても、心がこもった会話ではない
- 返礼品やオプション提案が営業的で冷たく感じる
- 感情に寄り添うよりも、流れ作業のような印象
大手は「データベースで顧客を管理」しているため、人間的なぬくもりが薄れがちなのが正直な印象でした。
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大手葬儀社のメリット・デメリットまとめ
メリット
- マニュアルが整っていて、誰が対応しても一定の品質がある
- 価格体系が明確で、互助会プランも利用できる
- 大規模葬儀や遠方からの搬送にも対応可能
- 設備や人員が充実している
デメリット
“心の寄り添い”が感じにくい場合があるですが、そこに“人としての温かみ”が感じられるかどうかは、担当者の個性次第とも言えます。
担当者が変わるため、一貫した対応を受けにくい
マニュアル以上の柔軟な対応は苦手
地域独自の風習に対応できないこともある
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「大手」と「地元葬儀社」どちらを選ぶべき?
結論として、不安が大きい方は大手を選ぶのが正解です。段取りのスムーズさや料金の明確さは、初めて葬儀を行う人にとって大きな安心材料になります。
一方で、「家族らしい温かい見送りをしたい」「地域の風習を大切にしたい」と考えるなら、地元密着型の葬儀社のほうが満足度が高いこともあります。
葬儀は「仕組み」よりも「人の心」が問われる場面が多いため、最終的には会社の規模より担当者の姿勢が決め手になるのです。

大手葬儀社7社の特徴を比較
ここでは、全国展開している有名葬儀社を7社ピックアップし、特徴を簡単にまとめます。
- 燦ホールディングス(公益社)|上場企業。教育・マニュアル徹底。関西〜首都圏に展開。
- 日本セレモニー(典礼会館)|山口発。全国展開。大手と地元密着のバランス型。
- ティア(TEAR)|名古屋発の上場企業。明朗会計と教育制度に強み。
- よりそう(旧・みんれび)|ネット特化型。提携葬儀社による品質差がある。
- さがみ典礼(アルファクラブ)|関東〜東北で強い。互助会営業が主体。
- セレモ(千葉)|地域密着だがCMで知名度あり。対応にばらつきの口コミも。
- JA葬祭|地域によってサービス差が大きい。高齢者層からの信頼は厚い。
まとめ|大手に頼むかどうかは「安心」か「温かさ」か
大手葬儀社には「安心感・明確さ・規模の強み」があり、地元葬儀社には「柔軟さ・人の温かみ・地域性」があります。
大切なのは、自分や家族が何を重視したいのかを考えること。不安を減らしたいなら大手、心のつながりを重視するなら地元密着型——それぞれの強みを理解して選ぶことが、後悔のない葬儀につながります。