
春、それは“即辞め”の季節
春、新年度。
新しい環境に胸を弾ませる人がいれば、「やっぱ無理かも…」と現実に直面する人もいる。
SNSではこの時期になると、決まって話題になるのが“初日で辞めた新人”のエピソードだ。
💣
「昼休みから戻ってこなかった」
「入社式だけ出て翌日辞めた」
「そもそも来なかった」
まるで都市伝説のように語られるこの話、実は意外と“あるある”なのかもしれない。
実際、私が葬儀社で働いていた時にも、そんな「モームリ!」な辞め方をした人たちを目撃してきた。
今回は、そんな“即辞め”のリアルなエピソードを集めてご紹介しようと思う。
共感、驚き、ちょっとの切なさ、全部詰め込んで――。
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モームリ案件①:昼ご飯を食べたら終業?新人くんの1日勤務
彼が入社したのは4月の初旬。
新年度のスタートと共に、「今日からよろしくお願いします!」と元気な挨拶。
朝の打ち合わせを終え、現場にも同行。特に違和感はなかった。
正直、「なかなか素直で真面目そうな子だな」と思っていた。
「昼休憩に入るまでは。」
食事を終え、午後からも一緒に動く予定だった。
しかし、休憩時間を過ぎても戻ってこない。
最初は「場所が分からなくなった?」「体調でも崩した?」と周囲も心配していた。
しかし、電話はつながらず、LINEも既読にならない。
結局、その日以降彼が職場に現れることはなかった。
正式には「自己都合による退職」という処理になったが、理由は不明のまま。
あの日、彼の食べたカツカレーの記憶だけが、やけに鮮明に残っている。

モームリ案件②:夢の国へ旅立った、彼のその後
これは“即辞め”ではないけれど、かなり印象に残っているパターン。
その彼は、入社してから2ヶ月ほどたった頃には業務にも慣れ、職場にも馴染んでいた。
ある日、嬉しそうに話してくれた。
「次の休みに、彼女とディズニーランド行くんです!」
なんだかんだで忙しい仕事の合間に、そういう楽しみがあるのは良いことだなと思っていた。
だが、休み明けの出社日――彼は来なかった。
連絡もつかず、上司が何度か自宅にも電話したが、返事はなし。
そしてそのまま退職となった。
「もしかして、夢の国から帰ってこれなくなったんじゃ…」😭
なんて冗談交じりに話してはいたが、どこかで納得がいかないまま時は過ぎていった。
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モームリ案件③:退職代行の背後に残されたモヤモヤ
これは人から聞いた話だが、あまりにリアルで印象に残っている。
ある部署に異動してきた20代の女性社員。最初の頃はおとなしかったが、真面目に仕事をこなしていたという。
1年ほどたち、職場にもなじんできた頃、突然「体調不良」で休みになった。
心配した同僚がLINEで連絡を取ると、返信はあった。
「ご迷惑をおかけしてすみません。少し休ませてください」と。
数日間、連絡は続いていた。
しかし、1週間ほど経ったころ、突然職場に1本の電話が入る。
『○○さんの退職について、代行を担当しております××事務所です』
職場の空気が一瞬止まった。
連絡が取れていたのに、なぜ?
しかも、その女性社員は職場のすぐ近所に住んでいた。
数日後、同僚が近所のスーパーで彼女を見かけたという話も…。
「…え、元気そうだったけど…」
そんなモヤモヤが、後味の悪さを引き立てた。

なぜ“即辞め”が起きるのか?
それにしても、なぜこんなに“即辞め”は起きるのか?
その背景には、いくつかの理由があると思う。
① 想像以上の現実に直面する
特に葬儀業界のような特殊な職場では、初日から「ご遺体に触れる」「搬送に同行する」など、予想外の業務がある。
精神的にきつい、という感情が突如襲ってくるケースも多い。
② 入社前とのギャップ
求人票や面接では分からなかった職場の雰囲気や業務内容に、「話が違う」と感じる人も多い。
特に若い世代は“自分の感覚”を大事にする傾向が強く、違和感があれば即判断することも。
③ 心の余裕がない
新年度の緊張感と期待が大きすぎると、それが裏切られた時の反動も大きい。
「ここじゃない」「モームリ!」という気持ちに拍車をかける。

「辞める自由」と「残される人の気持ち」
もちろん、辞めること自体が悪いとは思わない。
人には向き不向きがあるし、精神的に限界を感じる前に環境を変えるのは、ある意味正しい選択だと思う。
だけど、残される側の気持ちもある。
「大丈夫だったかな」
「もっと話を聞けていれば」
「急に来なくなるなんて、何かトラブルあったのかな」
特に少人数の現場では、その穴を急に埋めなくてはいけない現実もある。
辞めることは自由。でも、“一言あるかないか”で、印象は大きく変わるのだ。

まとめ:「モームリ!」は誰にでもある
今回紹介したエピソードは、決して特別なものではない。
誰にでも「ここ無理かも…」と思う瞬間はある。
それがたまたま新年度だっただけのことかもしれない。
逆に、自分が辞めたいと思った時にも、「辞めた人たちの気持ち」も想像してみるといい。
そして、自分が「辞められる側」になった時も、「辞める人を責めすぎない」ようにしたい。
どっちの立場も経験しているからこそ、今、私はそう思う。

最後に😢
「モームリ!」って心の中で叫びたくなる日もある。
でもそれを言える自分でいることも大事だし、
言われたときに受け止められる社会であってほしい。
🌸春は始まりの季節。
でも時には、何かをやめることで次が始まる――そんなこともあるのかもしれません。
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