😩急な葬式…仕事はどうする?

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突然の訃報が入ったとき、仕事との兼ね合いに悩む方も多いのではないでしょうか。ここでは、会社への連絡方法や忌引き・有給の使い方、そして「休みづらい」職場環境での乗り切り方まで、実用的なマナーと対処法をご紹介します。


◆ 忌引きとは?

忌引きとは、親族の不幸により一定期間休暇を取得できる制度のこと。企業によって規定が異なりますが、通常は就業規則に明記されています。


◆ 忌引き休暇の対象と日数(親等早見表)

以下は一般的な忌引き日数の目安です(※会社ごとに差があります)。

続柄親等忌引き日数の目安
配偶者5~7日
父母1親等3~5日
1親等3~5日
兄弟姉妹2親等1~3日
祖父母2親等1~3日
2親等1日
義父母1親等1~3日
おじ・おば3親等対象外(有給使用)
いとこ4親等対象外(有給使用)

◆ 有給や忌引きの使い方

  • 就業規則を確認し、忌引き制度がある場合は申請。
  • 対象外の関係者や忌引き日数を超える場合は、有給休暇を活用。
  • 緊急の場合、まずは口頭や電話で事情を説明し、後から正式な申請を出しましょう。

◆ 会社への伝え方(例文つき)

【メール・チャット例文】

件名:急用による休暇のご連絡
お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。
本日未明、親族の訃報があり、本日より数日間、葬儀等のためお休みを頂きたくご連絡いたしました。
詳細や引き継ぎについては追ってご連絡いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

【口頭・電話の例文】

「突然で恐縮ですが、親族に不幸がありまして、本日から○日ほどお休みをいただきたくご相談させていただきました。引き継ぎ等についてはできる限り対応いたしますので、よろしくお願いいたします。」


◆ 「休みづらい」時の乗り切り方

職場が忙しく、休みづらい状況でも、最低限のマナーを守りながら弔意を示す方法があります。

  • 弔電を送る:NTTやネットサービスを活用。会社でまとめて送ることも。
  • 電話で弔意を伝える:直接参列できない場合、遺族へ一言だけでも電話を入れると丁寧。
  • 香典を郵送:現金書留で送り、手紙を添えるのがベター。
  • 後日訪問する:落ち着いた頃に自宅を訪問して線香をあげる方法もあります。

◆ 香典・弔電のマナー

【香典】

  • 表書きは「御霊前」「御仏前」(宗教により異なる)
  • 中袋には金額と住所・氏名を記入
  • 新札は避ける(どうしても使う場合は折り目を)

【弔電】

  • 簡潔かつ丁寧な文面が基本
  • 例文↓

「ご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。心ばかりではございますが、弔意を表したく、電報をお送りいたします。」


まとめ

急な訃報時には、まず冷静に会社と連絡を取りましょう。忌引き制度や有給を上手に使いながら、社会人としてのマナーを守ることが大切です。参列できない場合も、できる範囲で弔意を示す気持ちが故人とご遺族への礼儀となります。

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