はじめに|「自分は大丈夫」と思っていませんか?
「宗教トラブルなんて関係ない」「ちゃんと断れば問題ない」と思っていませんか?
実は、ほんの小さなきっかけ——たとえば電話番号を教えただけでも、しつこい宗教勧誘や深刻なトラブルに巻き込まれることがあるのです。
本記事では、実際にあった被害事例や、電話番号を伝えてしまった後の対処法、そして頼れる相談窓口について詳しく解説します。

エホバの証人とは?広教活動・子供同行・脱会問題まで徹底紹介!【ディープ解説】
第1章|宗教トラブルの実例:電話番号が悪用される仕組み
「少し話を聞くだけ」のつもりが…
- 街中や駅前、大学の構内、SNSなどで、「悩みを聞かせて」「勉強会があるんです」と声をかけられる
- 軽い気持ちで連絡先を教えてしまう
- 後日、「〇〇の会に参加しませんか?」「この本だけでも読んで」などの勧誘がスタート
LINEやSNSの自動追加機能からつながる
- 電話番号を登録されると、LINEやインスタで自動的に“友だち”として表示されることも
- そこから「いいね」やDMでの宗教勧誘がスタート
- 表向きは親切でも、徐々に心理的に追い詰められる
家や職場にまで勧誘が押し寄せるケースも
- 「家に突然訪問された」
- 「職場に連絡がきた」
- 「家族にも勧誘が広がった」
このように、自分だけでなく家族や職場、友人関係にまで被害が拡大するケースがあります。

第2章|電話番号を教えてしまった!初期対応と対策
スマホでできるブロック・遮断設定
- 着信拒否設定で該当の番号をブロック
- 非通知拒否機能をオンにする
- LINE・Instagramの友だち自動追加機能をオフにする
証拠を残すことが重要
トラブルがエスカレートしたときのために、以下の情報を記録しておきましょう:
- 通話内容の録音
- 通話履歴やメッセージのスクリーンショット
- 訪問日時や内容をメモ
第3章|宗教トラブルで頼れる相談窓口まとめ【困ったらすぐ相談を】

第3章|宗教トラブルで困ったときの相談窓口まとめ
消費者ホットライン【188(いやや)】
- 宗教団体との金銭トラブルやしつこい勧誘も相談可能
- 最寄りの消費生活センターにつながり、適切な助言が受けられる
警察相談ダイヤル【#9110】
- 身の危険や恐怖を感じたときに有効
- 緊急性の低い相談も記録として残せる
法テラス・弁護士会
- 不当な献金の返還請求
- 離脱後の嫌がらせや親族間トラブルなど、法的な対応が必要な場合に
全国霊感商法対策弁護士連絡会
- 宗教団体とのトラブルに特化した支援が可能
- メール相談にも対応 → https://www.stopreikan.com/
NPO法人・地域福祉窓口
女性センター、若者支援団体、高齢者支援団体なども活用可能
家庭内トラブルや心のケアにも対応

第4章|今後、同じ被害に遭わないために
怪しいと感じたら「その場で判断しない」
- 「連絡先を教えて」「ちょっと話を聞いて」と言われたときは、即答しないこと
- 「あとでこちらから連絡します」と返答するのが有効
勧誘されやすい人の特徴に注意
- 断るのが苦手な人
- 人の話をよく聞くタイプ
- 精神的に不安を抱えている人
このような傾向がある人はターゲットになりやすいため、自己防衛意識が必要です。
家族間での注意喚起も重要
日頃から「知らない人に番号を教えないように」と注意を共有しておきましょうい人に番号を教えないでね」など、日常的に家族で注意を共有しておきましょう。
学生や高齢者は特に狙われやすい
【PL教団のお布施はいくら?】月1,000円から始まる“信仰と献金”の実情とは!?
おわりに|困ったときは、あなたの味方がいます
「自分が悪かったのかも」「断れなかったせいかも」と自分を責める必要はありません。
宗教トラブルに巻き込まれてしまったら、あなたの不安は正当なものです。
早めに相談することで、心も環境も守ることができます。
「たかが電話番号」と思わず、違和感を感じたらすぐ行動を。
あなたと、あなたの大切な人を守るために。
