嘘だろ!? 大切な葬儀で起きた「信じられないトラブル事例10選」〜後悔しないための対策とは〜

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葬儀は、故人との最後の時間を過ごす大切な儀式。しかし、現場ではまれに信じがたいトラブルが発生することがあります。本記事では、葬儀社の現場で「実際に起きたエグくてニッチなクレーム事例10選」をご紹介。発生原因と対策を学び、後悔しない葬儀を迎えるための知識を深めましょう!!


なぜ葬儀でトラブルが発生するのか?

葬儀現場では、以下の要素が重なることでトラブルが起こりやすくなります。一生懸命やっていてもミスは起こりますよ、、

でも、「これはダメでしょ!」ってことを出してみました。

初めに「なぜ起こる」かを出してみました。

  • 確認不足:作業がルーティン化し、チェックが甘くなる。
  • 時間のプレッシャー:限られた時間内で作業が進められるため焦りが生じる。
  • 管理体制の不備:人手不足やコスト削減が原因で業務が疎かになる。

【事例1】遺体の取り違え

信じられますでしょうか?なんでこんなことが起こるのでしょうか!?

ご遺族には信じられないことです。しかし、起こってしまったらしいです。

トラブル内容:別の遺体を火葬してしまった。
原因:ラベルの貼り間違えや確認不足。

ではどうしたらいいでしょうか?
対策

  • 遺族自身が出棺前に故人の顔を確認する。
  • 葬儀社にラベル管理や搬送手順を確認しておく。

【事例2】冷却設備の故障で腐敗が進行

これは葬儀屋の管理下の問題ですね。ドライアイスももちろん使用しますが、それだけでは部分で気に冷やすことは出来ても、まだ足りないんです。できれば10度以下の冷蔵システムがあれば、腐敗の進行が極力防げます。火葬まで数日あると思いますが、その間に腐敗が進行してしますと、いざ葬儀の日にあまり嬉しくない遺体の状況になります。

トラブル内容:面会時、異臭が発生し腐敗が進行していた。

原因:冷却設備の老朽化や点検不足。

対策は:

  • 事前に安置設備の見学をし、管理体制を確認する。
  • 夏場は特に冷却装置の有無や状態をチェックする。
  • 冷却装置がしっかり機能しているかプレッシャーをかけておく。

【事例3】火葬炉の故障

これは正直どうしようもありません。そうなったらガンガンクレームで詰めるくらいしか思いつきません。火葬炉の職員様方はとても素晴らしい所作、対応で感動を覚えるほどです。しかし、故障となると、こちらの監視下ではないので、どうしようもなさそうです。

トラブル内容:火葬が不完全で遺骨が一部焼け残った。

原因:火葬炉の設備管理が不十分。

対策

  • 信頼できる火葬場かどうか、口コミや評判を確認する。
  • もう一度火葬炉に入れてもらう。

【事例4】香典の盗難トラブル

正直、どの社会でもこういう人はいるものです。しかし葬儀屋には変な人は多いです。お金を盗難する倫理観のズレた人は別として、、

トラブル内容:香典が紛失、後にスタッフの不正が発覚。
対策

  • 香典管理は遺族自身が行い、信頼できる人に任せる。
  • 受付では二重チェック体制を導入する。

【事例5】遺骨にペットの骨が混入

こういう事態があったらしいです。どんだけ管理のできていない火葬場なのかと思いますが、ご遺族もよく気づいたと思います。その前から変な予兆があったかもしれませんが。

トラブル内容:火葬後の遺骨にペットの骨が混在。
原因:人間用とペット用の火葬炉を使い回していた。
対策

  • 火葬炉が人間専用か事前に確認する。
  • 火葬後は遺族自身で遺骨を確認する。
  • 信頼できる葬儀社を把握しておき、そこに依頼する。

【事例6】遺体搬送中の事故

こちらはどうしようもありません。人生最悪の日になるかもしれません。霊柩車もそれに突っ込んでくる車も、どうしようもありませんが、、

トラブル内容:搬送車の交通事故で葬儀が遅延。火葬場に移送中の霊柩車の事故

対策

  • 葬儀社に搬送業者の安全管理体制を確認する。
  • 時間に余裕を持ったスケジュールを組む。
  • 火葬場に向かうご遺族の車をあまりおおくしない。
  • ご遺族の車は「ついて行く」のではなくて「ついて行く」のは1台か2台で、その他は別で行くと伝え、プレッシャーをかけない。

【事例7】葬儀費用の二重請求

大変な時期かと思います。はいはいと片付けたいところですが、後味が悪くならないようにしっかりチェックしましょう。良い四十九日を迎えましょう。

トラブル内容:同じ請求書が二重に送られた。
対策

  • 請求書の内容や振込先を細かく確認し、ダブルチェックを徹底する。
  • 請求明細書を依頼し、記載内容を照合する。

【事例8】祭壇の準備ミス

大体ベストな祭壇を準備するのが葬儀社で、その形はそんなに変わらないです。あまりイレギュラーなことにはならないと思いますが、「こうして欲しい」という葬儀はしっかり伝えてください。

トラブル内容:故人の希望が反映されない祭壇が設置された。

対策

  • 要望は書面で残し、準備段階での確認を依頼する。
  • 柔軟に対応できる葬儀社を選ぶ。

【事例9】受付での名簿紛失

人員的な余裕があれば遺族側で管理をし、葬儀社には手伝いくらいにしてもらうのがいいですが、悲しみの渦中、難しいですね。

トラブル内容:参列者リストが紛失し、香典返しができなかった。
対策

  • 紙とデジタルで名簿を二重管理する。
  • 信頼できる人に受付を任せ、管理を徹底する。

【事例10】音響トラブルで音楽が流れなかった

これも故障ともなると、どうしようもなさそうですが、対策を考えてみましょう。

トラブル内容:故人の好きな音楽が流れなかった。

対策

  • 音響設備は事前リハーサルで確認し、不備がないか確認する。
  • 早めに入って、音楽だけではなく、全体のチェックをしておく。

トラブルを未然に防ぐためのポイント

  1. 設備や管理体制を事前に確認
    遺体安置所や火葬場、祭壇の設備状態をチェックしましょう。
  2. 見積もりと契約内容を把握する
    不明点があれば葬儀社に必ず確認し、明細をもらいましょう。
  3. 信頼できる葬儀社を選ぶ
    口コミや地域の評判を参考にし、信頼できる業者を見つけることが大切です。
  4. 遺族自身が進行を確認する
    香典や遺体確認、葬儀の内容は遺族がしっかり確認しましょう。

まとめ:後悔しない葬儀を迎えるために

大切な葬儀だからこそ、トラブルが発生すれば遺族の心に深い傷を残してしまいます。本記事で紹介した実例と対策を参考に、事前準備と確認を徹底し、後悔のない葬儀を実現しましょう。

「こんなはずじゃなかった…」とならないよう、事前の知識と準備が何より重要です。

トラブルはないに越したことはないのですが、なんとか遺族側も出来ることをして、故人が浮かばれる葬式をあげましょう。

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