現場でよくある「内訳」と「金額感」を正直に書く
「葬儀費用は〇〇万円です」と言われても、
正直、それが 高いのか安いのか分からない という人は多いと思います。
この記事では、
熊本県で実際によく行われている 家族葬〜小規模葬儀 を例に、
- どこに
- いくら
- どうやってお金がかかるのか
を、現実的な指標で整理します。
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結論から|熊本の葬儀費用は「人数次第」で大きく変わる
まず、熊本で多い葬儀の総額イメージです。
- 家族葬:50万〜120万円
- 小規模な一般葬:100万〜180万円前後
ここで重要なのは、
👉 祭壇よりも「人数に連動する費用」が総額を左右する
という点です。

① 式場・葬儀基本費用(いちばん見えやすい部分)
■ 式場・祭壇・運営一式
目安:25万〜70万円
この中には、以下が含まれることが多いです。
- 葬儀会館の使用料(通夜・葬儀)
- 白木祭壇 or 生花祭壇(小〜中規模)
- 司会進行・設営撤去
- 焼香台・受付備品
- 遺影写真(基本加工)
熊本は
地元密着型の葬儀社+自社ホール が多く、
都市部と比べると式場費は比較的抑えめです。
ただし注意点があります。
「〇〇万円プラン」と書いてあっても
祭壇のグレードアップで +10〜20万円
は、現場ではよくあります。
■ 搬送・安置・ドライアイス
目安:8万〜20万円
- 病院 → 安置所 → 式場の搬送
- 安置日数(1〜3日が多い)
- ドライアイス(1日5,000〜10,000円)
熊本は、
火葬場待ちが都市部ほど長くないため、
安置日数が短く、費用も膨らみにくい傾向があります。
■ 火葬・骨壺関連
目安:2万〜5万円
- 公営火葬場(市町村民は安価)
- 骨壺・骨箱・覆い袋
ここは全国的にも差が出にくい部分です。
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② 料理・飲食費|人数で一気に跳ね上がる
■ 通夜振る舞い
目安:1人2,000〜3,000円
熊本では、
- 夜伽見舞い・目覚まし文化が残る地域
- 料理は軽め or 出さない家族葬
も多くなっています。
例)
20人 × 2,500円 = 5万円
■ 精進落とし(火葬後の食事)
目安:1人3,000〜6,000円
- 親族中心(10〜30人)
- 仕出し or 会館内
例)
15人 × 4,000円 = 6万円
実際は、高齢の親族が多いと
「思ったより食べない」「余る」
というケースも少なくありません。

③ 返礼品(香典返し)
■ 即日返し
目安:1個500〜1,000円
- お茶・タオル・菓子など
- 参列者全員分
例)
50人 × 800円 = 4万円
■ 後返し(本返し)
目安:香典額の3分の1〜半額
- 3,000円香典 → 1,000円前後
- 10,000円香典 → 3,000〜5,000円
最近は熊本でも
即日返しのみで完結する家族葬 が増えています。
実際によくある総額シミュレーション(熊本・家族葬)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 式場・祭壇・運営 | 40万円 |
| 搬送・安置 | 12万円 |
| 火葬・骨壺 | 3万円 |
| 料理 | 10万円 |
| 返礼品 | 5万円 |
| 合計 | 約70万円 |
ここに、
- お布施(20〜40万円)
- 生花の追加
が入ると、100万円前後になります。
熊本の葬儀で「見落としやすいポイント」
- 地域付き合いが濃い → 参列者が増えやすい
- 人数増=料理・返礼品が直撃
- 見積書は「式」より「人数連動項目」を見る

まとめ|熊本の葬儀費用で本当に大事な視点
熊本の葬儀は、
式そのものは比較的抑えやすい。
しかし「人が増えた瞬間」に、
料理と返礼品で一気に総額が膨らむ。
だからこそ、
「何人くらい来そうか」 を最初に考えることが、
いちばん現実的な節約になります。
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