それでも「冷静に判断しろ」と言われる現実
はじめに(導入)
人は、
「亡くなること」を前提に生きてはいない。
だから当然、
葬儀社を事前に決めている人はほとんどいない。
実際には、
病院や施設で亡くなった直後から
数時間以内に判断を迫られる。
- 搬送をどうするか
- どこに安置するか
- 葬儀社をどうするか
悲しむ時間もないまま、
「今決めないと」と急かされる。
この記事では、
その構造自体がなぜトラブルを生むのか
そして
お金も気力も削られないための現実的な防御策をまとめる。
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なぜ、判断する時間が極端に短いのか
法律で「○時間以内に決めろ」と決まっているわけではない。
しかし現実には、
- 病院の霊安室は長時間使えない
- 退院・搬送を急がされる
- 人が亡くなるタイミングは選べない
結果として
数時間での決断を強いられる構造ができている。
これは遺族の問題ではなく、
仕組みの問題だ。

病院で声をかけてくる葬儀社の正体
病院で紹介される葬儀社は、
- 病院と契約している
- 出入りが許可されている
というだけで、
「良い葬儀社」「安い葬儀社」ではない。
違法ではないが、
- 他を選べる説明をしない
- 「ここしかない」と思わせる
- 即決を迫る
こうした行為は
消費者側にとって非常に危うい。
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「流れでお願いした」後に起きること
多くのトラブルは、ここから始まる。
- 「聞いていない費用」が後から出る
- 見積もりが曖昧
- 契約内容が不明確
法的には争える場合もある。
弁護士を通せば勝てるケースもある。
しかし現実には、
- 時間
- 弁護士費用
- 精神的消耗
を考えると
“勝っても損”になることが多い。
だから大事なのは
👉 戦わないための入り口設計。

弁護士を使わずに済ませる、現実的な防御策
①「搬送だけお願いします」と言う
これは最強の一言。
「搬送だけお願いします。葬儀は後で決めます」
これだけで、
- 契約範囲を限定できる
- 高額プランを回避できる
- 冷静になる時間ができる
「とりあえず全部お願いします」は
一番危険な言葉。
② 今日決めなくていいものを切り分ける
実は、その日に決めなくていいことは多い。
- 葬儀の形式
- プラン内容
- オプション
今必要なのは「遺体を守ること」だけ。
全部まとめて決めさせようとする場合は、
一度立ち止まっていい。
③ 見積書が出ないなら契約しない
- 口頭のみ
- 概算だけ
- 「あとで出します」
これは全部NG。
最低限、
- 総額
- 含まれるもの
- 追加が出る条件
これが書面で出ないなら、
その場で決める必要はない。
④ 病院紹介=安心、と思わない
病院は
葬儀社の質まで保証していない。
選んだ責任は、
最終的に遺族側に残る。
だから
「病院の人が言うから…」
で決めなくていい。
⑤ 事前に“逃げ道”を1つだけ作っておく
完璧な準備はできない。
でもこれだけはできる。
- 「搬送だけ頼める葬儀社」を1社調べる
- 電話番号をスマホに入れておく
これだけで、
病院での判断が“ゼロ”から“1”になる。
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葬儀業界はいま「崩壊」ではなく「再編」
正直、
一般的な葬儀社の原価構造に大差はない。
だから差が出るのは、
- 説明の誠実さ
- 判断時間を奪わない姿勢
- 悲しみを利用しない態度
嘘をつき、
不安を煽り、
感情を盾に利益を取る。
そういう業者は
これから確実に選ばれなくなる。
おわりに
ご家族には、
判断する時間が本当に少ない。
だからこそ、
- 急がせない
- 誤魔化さない
- 選ぶ権利を奪わない
そんな葬儀社が選ばれてほしい。
この記事が、
誰かが無駄に傷つかずに済む
ほんの数時間の余裕を作れたらと思う。
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