ある日、ポストを見てみると
「イエスの死を記念する式典」というチラシが入っていました。
日付を見ると、2026年4月2日。
宗教の案内のようですが、少し気になる表現です。
なぜ「死」を記念するのでしょうか?
そしてなぜ毎年日付が違うのでしょうか?
今回は、エホバの証人が行う宗教行事
**「イエスの死の記念式」**について解説します。
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エホバの証人とはどんな宗教?
エホバの証人
は、19世紀にアメリカで生まれたキリスト教系の宗教団体です。
現在は世界中に信者がおり、日本にも多くの信者がいます。
街中でよく見かける
・戸別訪問
・パンフレット配布
・王国会館での集会
などの活動でも知られています。
ただし、一般的なキリスト教とは少し違う教えもあります。
例えば
- クリスマスを祝わない
- イースターを祝わない
- 三位一体を認めない
といった点です。
その中でも特に重要なのが、**「イエスの死の記念式」**という行事です。

なぜ「イエスの死」を記念するのか
中心人物はもちろん
イエス・キリスト です。
聖書では、イエスが亡くなる前夜に弟子たちと食事をした出来事が記されています。
これは有名な
最後の晩餐
として知られる場面です。
この時、イエスは弟子たちに
「私のことを思い起こしてこれを行いなさい」
と語ったとされています。
エホバの証人は、この言葉を重要視し
年に1度、イエスの死を記念する儀式を行います。
なぜ2026年は4月2日なのか
実はこの記念式、毎年日付が変わります。
その理由は
ユダヤ暦を基準にしているからです。
イエスが処刑された日は
ユダヤ暦の
「ニサン14日」
とされています。
ユダヤ暦は月の満ち欠けで決まるため、
西暦とは毎年ズレが生じます。
そのため、記念式の日付も毎年変わります。
例えば
2024年
3月24日
2025年
4月12日
2026年
4月2日
というように、年によって違います。
記念式では何をするのか
この式典は、エホバの証人の集会所である
王国会館などで行われます。
主な内容は
- 聖書に関する講演
- イエスの犠牲の意味の説明
- パンとワインを回す儀式
です。
ただし特徴的なのは、
ほとんどの参加者はパンやワインを食べないことです。
エホバの証人では
「天に行く特別な144000人のみが受け取る」という教えがあるためです。
一般のキリスト教との違い
一般的なキリスト教では、
イエスの死よりも
復活祭
つまり復活を祝うことが中心です。
しかしエホバの証人では、
イエスの犠牲そのものを記念することが重視されます。
この点が、他のキリスト教との大きな違いといえるでしょう。
宗教が「死」をどう扱うか
宗教によって、死の意味づけは大きく違います。
仏教
→ 供養
神道
→ 祖霊
キリスト教
→ 復活
そしてエホバの証人では
犠牲の記憶を大切にするという考え方があります。
宗教とは、突き詰めれば
死の意味をどう理解するかという問いでもあるのかもしれません。

まとめ
2026年4月2日に行われる
エホバの証人の「イエスの死の記念式」。
これは
- 年に1回
- 世界中で同じ日に行われる
- 一般参加も可能
という宗教行事です。
ポストに入っていたチラシも、
この記念式への案内だったというわけです。
宗教の勧誘というより、
宗教行事の告知と考えると分かりやすいでしょう。
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