お墓を建てる前に、最初にやるべき確認の話

お墓・墓石の現実

石材屋トラブルは、ほぼ“この段階”で決まっている

お墓づくりで後悔する人の多くは、
石の種類を間違えたわけでも、
特別に悪い業者に当たったわけでもありません。

問題はもっと手前にあります。

墓石を契約する前に、

  • 金額の前提
  • 工事の中身
  • 建てた後の関係

この3つを言語化しないまま進んでしまうこと。
それが、あとから効いてきます。

先に言ってしまうと、
お墓づくりで必要なのは「知識」ではなく、
最初に確認すべき視点を持つことです。

以下は、実際によく起きているトラブルです。


[PR]

見積もり通りにいかなかったケース

完成後、または請求時になって
「最初の話と金額が違う」と感じるケースは非常に多いです。

よくあるのは、

  • 見積もりに墓石代しか含まれていなかった
  • 基礎工事や据え付けが別料金だった
  • 墓地側から追加工事の指示が出たと言われた

本人に悪気がなくても、
「そこは含まれていると思っていた」
「そんな説明は聞いていなかった」
という食い違いが生まれます。

多くの場合、
完成までに必要な作業が最初から整理されていません。


建てた直後は問題なかったのに、数年後に不具合が出たケース

完成時にはきれいに見えていた墓石が、
数年後に傾いたり、水が溜まったりすることがあります。

この手のトラブルは、

  • 施工直後には分からない
  • 少し時間が経ってから表面化する

という特徴があります。

原因は石ではなく、
地盤や基礎工事であることがほとんどです。

ただ、打ち合わせでは
石の産地やデザインの話が中心になり、
基礎の話がほとんど出てこないまま契約される
という流れがよくあります。


建てたあとに、頼れる相手がいなくなったケース

お墓は、建てた瞬間で終わるものではありません。

それにもかかわらず、

  • 担当者が退職していた
  • 会社の連絡先が変わっていた
  • 修理や彫り足しの費用が想像以上に高かった

といった理由で、
「誰に頼めばいいのか分からない」状態になることがあります。

契約時には
「その時はまたご相談ください」と言われていても、
具体的な窓口や対応体制が決まっていないまま
時間だけが過ぎていきます。


[PR]

指定石材店を選んだのに、納得感が残らなかったケース

指定石材店という言葉に対して、
「高そう」「選べない」という印象を持つ人は少なくありません。

実際に起きているトラブルの多くは、

  • 価格ではなく、説明不足
  • 工事内容や責任範囲が曖昧だった
  • 「そこはうちの管轄ではない」と後から言われた

といった 認識のズレです。

指定されている理由自体は
「その墓地で事故が少なかった」
という積み重ねであることが多く、
問題は金額より、説明の深さにあります。


葬儀社から紹介され、そのまま決めてしまったケース

葬儀直後は、

  • 気持ちが落ち着いていない
  • 判断を急がされる
  • 比較する余裕がない

という状態になりがちです。

その中で紹介された石材屋に対し、
「信頼しているから」「断りにくいから」
という理由で話を進めてしまうケースがあります。

あとから相場や選択肢を知り、
「もう少し考えればよかった」と感じる人も少なくありません。


これらのトラブルに共通していること

ここまで挙げたケースは、
どれも特別な話ではありません。

共通しているのは、

  • 何が前提になっているか
  • どこまでが契約範囲か
  • 建てたあと、誰が関わり続けるのか

この3点が言語化されないまま進んでいる
という点です。

だからこそ、
お墓づくりで大切なのは
「安くすること」でも
「急いで決めること」でもありません。


[PR]


最後に

お墓づくりで一番高くつくのは、
石の値段ではありません。

確認しなかった前提が、
あとから現実になること
です。

最初に立ち止まり、
話の前提を一つずつ言葉にする。
それだけで、避けられる後悔は確実にあります。


次の記事のオススメ!!
1、2026年の法要・命日スケジュール早見表  一周忌・三回忌・49日の正しい計算方法
2、ニュースの「体を強く打って」という言葉の裏側
3、病院で亡くなってから数時間──


    タイトルとURLをコピーしました